リズムが合わない時の対処法
リズムをあわせる上で大事にしたいのが1拍目です。
ここをあわせるのに気をつけたいことは
音をのばしている間はカウントする
普段細かい音符を弾いているときはリズムを感じている状態です。
ただし、伸ばしの音になった瞬間に気が緩んでませんか?
何となくあわせにいってませんか?
ここをしっかりカウント、周りとグルーブをあわせることを意識しておくととても一体感が生まれます。
ぜひ気を配ってみてください。
ではでは。
一つの音ごとに音量を変える
楽譜が読めるようになったら次は周りを巻き込んでグルーブしましょう。
グルーブするコツは一音ごとに強弱に気をつけること。楽譜がmfで書いてあったからといって小節内をすべてmfにする必要はありません。1拍目が強かったり8分音符の裏が強かったりグルーブを出すには一音ずつ音の強弱を変える必要があります。
これはノリ良く叩けている時は無意識にできている事です。全ての音を同じ音量で叩こうとする人がいますがとても固い感じに見えてしまいます。
ぜひ周りを巻き込んでグルーブできるドラマーになってください。
ではでは。
リズムが合わない時の対処法
今回は予備拍について。
忘年会や新年会のシーズンで一本締めをした人も多いのでは?
一本締めの際に"よー"という掛け声をしますよね。これが予備拍です。
これ無しにいきなり手を合わせようとしても揃いませんよね。
ドラムの楽譜にも予備拍の役割をするものがたくさんでてきます。
よく見るのは4拍目にスネアが一発入ってるものです。4拍目を聞かせる事によって次の1拍目を揃える効果があります。
かっこいいフィルインをしていても4拍目が揃ってないと大事故になります。逆にややこしいリズムを叩いたあとに4拍目を揃えておくと次の頭がきれいに入れます。是非気をつけてみてください。
ではでは。
音の長さに気をつける
打楽器は基本的に音の長さを調整できません。
ただし音の長さを気をつけている人とそうでない人の音は細かい点で全く違います。
例えば、短い音符は叩き終わったあとビーターやスティックが皮の上で止まるような叩き方になります。(音が伸びないような叩き方)
長い音符はビーターやスティックが跳ね返って音が長くなるような叩き方になります。
個人的には音符の長さを気にしていれば叩き方は意識しなくてもニュアンスが出ると思います。
逆に言えば音の長さを調整できるハイハットは表現力が高いと言えます。ハイハットを聞けばドラマーの実力がわかるとも言われてますしね。
なので普段から音の長さに気をつけておくと細かい点が大きな差となります。是非普段から気を使って見てください。
※ドラムの楽譜ですら音の長さが適当な場合があります。その場合は自分自身で判断してください。
演奏が速くなる時
演奏していて曲が速くなる原因は
1.小節をまたぐ音符が待ちきれない
2.休符が演奏できていない
1."小節をまたぐ音符が待ちきれない"ですが、スラーなどで小節をまたいで音を伸ばしてる時は要注意です。JAZZなんかに多いですね。
リズムが合わない時の対処法でも書きましたが1拍目が大事です。
1拍目をしっかり体内でカウントしてメンバーと共有できていれば小節内で帳尻が合います。
2."休符が演奏できていない"ですが焦ってる時やテンションがあがるとよく起こります。普段から音を出さない時は出している時ぐらい重要だと思ってください。段々待ちきれずに詰まってくると曲が速くなって自分の首を締める事になります。休符をしっかりカウントしましょう。例え32分休符でも一小節でも。
個人的には本番でテンションが上がって速くなってもいいとは思ってる派です。ただ練習から速くなる場合は修正をしておいた方がいいかなと…
ではでは。