ドラムすこの練習帳

ドラムの練習・指導などで気づいたこと書いてます。

ドラムの音量バランス

ドラムはいくつかの楽器で構成されています。
そのためただ単に叩けるだけでは耳障りな演奏になってしまいます。ハイハットだけがワシャワシャ鳴っていて他が聞こえないとか初心者の方にありがちですね。

各楽器のバランスを考えましょう。
ただしこのバランスについてはこれが正解というものは無くジャンルによって違うと思います。
例えばロックだとバスドラとスネアを強めに。
ジャズだとハイハットやライドシンバルをメインに。

この各楽器の音量調節、一曲の中でもいろいろ変えてみると表現力のあるものになりますよ。

ではでは。

良いフィルインとは

時々、かっこいいフィルインが思いつかないということを聞きます。

そういう時、自分が目立ちたいフィルインを考えてませんか?

確かにドラマーが自由に埋めてよいところなのですが、自由と自分勝手は違います。

多分良いフィルインは曲の流れから自然にでてくるものだと思います。曲を何度も聞いてさらっと思い浮かぶのが良いフィルインではないでしょうか。

しかし、さらっと思いつくには普段どんなテクニックをどのようにさらっと使いこなせているかによります。自分がさらっとやってるつもりでも他人から見たらむつかしく見える事もありますよ。

似たジャンルの曲をどれだけ聞いているかによっても出てくるフィルインの幅が異なると思います。どうしてもさらっと思いつかない場合は似たジャンルの曲をまとめてたくさん聞いてみてはどうでしょう。なにかしらの発見があると思います。

自分勝手なかっこよさよりさらっとしたかっこよさのフィルインをしてみてはいかがでしょう。その方が他の演奏者にも客席にも気に入られると思いますよ。

ではでは。

ノリの良い演奏の作り方

曲の雰囲気を一番作れる楽器はドラムです。
そこでノリのよい演奏になる重要ポイントを一つ。
"繰り返しのパターンをきちんと同じように繰り返す事"

ドラムはリズムパターンとして同じパターンが何回もでてきます。
この繰り返し(たいていは一章節単位)を毎回同じように叩きましょう。同じニュアンスを繰り返す事でメッセージ性が上がります。
イメージとしてはダンスビートでバスドラが四分音符でずっと鳴っているものを想像してください。ズンズンズンズンってやつです。あのバスドラの音量が毎回違うとか、間隔が均等でなかったら踊れないはずです。あの四分音符の繰り返しがノリを生んでいます。

もちろん全ての音符を均等にすると言っているのではありません。一つのリズムパターンの中でグルーヴしてその塊を繰り返す事でノリのよい演奏になります。

ぜひ自分が演奏するリズムパターンの繰り返しでノリのループを作ってみてください。

ではでは。

うまくなるバンドとは

自分の所属しているいくつかのバンドや他のバンドを見て思うのはうまいバンドは時間を守ります。
集合時間、練習の終了時間、本番前のリハーサルの終了時間。
メンバーがきちんと時間を守ってるとバンド全体がまとまりのある演奏をしてることが多いと思います。
そりゃ1秒より短い時間でタイミングを合わせて演奏してるので時間には厳しくないといけないですよね。

うまいバンドと時間を守ること。相関があると思います。誰か研究してないかなぁ…

ではでは

小節の割り方(1拍半フレーズなど)

4/4拍子の場合、1つの小節には8分音符が8個入ります。

この8つの音ですが普通の8ビートだと4つずつのフレーズ(ツツタツ)が2回繰り返される形になっています(ツツタツツツタツ)。
この8つをいろいろと変えてみる。
例えば3+3+2(タツツタツツタツ)
3+2+3、5+3など。
よく使うのは3+3+2。

16分音符だと16個音符が入る。
普通は4×4(ツクツクタクツク×2)。
よく使うのは3+3+3+3+4。

これらの3をRLLとかRLF(Fは足)などいろんなフレーズで組み合わせてみると面白いです。

3+3+3+3+4は3をRLF、4をRLRLとかのフレーズをよく見ます。

フィルインの作り方として参考にしてみてください。

ではでは

ビーターのコントロール

バスドラを演奏するにあたってビーターのコントロールは重要なテクニックの一つです。

今回のポイントはボードからつま先を(ほとんど)離さない。

これを大事にして下さい。

ヒールアップはもちろんヒールダウンでもです。
おそらくヒールダウンは少し離れると思いますが…

なぜボードから離さないか。スプリングが暴れるからです。

常につま先でボード、スプリング、ビーターをコントロールしましょう。

スティックと一緒で軽く握ってると、スティックはある程度自由に動きますが指先でコントロールしてますよね。
同じ感じで足のつま先でボードやビーターをコントロールする感じです。


ではでは

ラテンパターン

今回はラテンパターンの紹介

まずはサンバ
右手はこんな感じです(3種類)f:id:drumsko42:20150525230100p:image
左手はこんな感じ(4種類)
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足はこんな感じです。
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いろいろ組み合わせて練習してみましょう。


次にbatucada。パターン的にはこんな感じ(3種類)
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1拍目の16分4つ目と2拍目の頭の間隔をつめるのがポイントです。(3拍目と4拍目も同じ)


そしてカスカラ(3-2)。2小節で1パターンです。2-3にしたい場合は2小節目と1小節目を逆にして下さい。f:id:drumsko42:20150525230404p:image


その他にはこんなものも。
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練習のしがいがありそうですね。

ではでは