良いフィルインとは
時々、かっこいいフィルインが思いつかないということを聞きます。
そういう時、自分が目立ちたいフィルインを考えてませんか?
確かにドラマーが自由に埋めてよいところなのですが、自由と自分勝手は違います。
多分良いフィルインは曲の流れから自然にでてくるものだと思います。曲を何度も聞いてさらっと思い浮かぶのが良いフィルインではないでしょうか。
しかし、さらっと思いつくには普段どんなテクニックをどのようにさらっと使いこなせているかによります。自分がさらっとやってるつもりでも他人から見たらむつかしく見える事もありますよ。
似たジャンルの曲をどれだけ聞いているかによっても出てくるフィルインの幅が異なると思います。どうしてもさらっと思いつかない場合は似たジャンルの曲をまとめてたくさん聞いてみてはどうでしょう。なにかしらの発見があると思います。
自分勝手なかっこよさよりさらっとしたかっこよさのフィルインをしてみてはいかがでしょう。その方が他の演奏者にも客席にも気に入られると思いますよ。
ではでは。
ノリの良い演奏の作り方
曲の雰囲気を一番作れる楽器はドラムです。
そこでノリのよい演奏になる重要ポイントを一つ。
"繰り返しのパターンをきちんと同じように繰り返す事"
ドラムはリズムパターンとして同じパターンが何回もでてきます。
この繰り返し(たいていは一章節単位)を毎回同じように叩きましょう。同じニュアンスを繰り返す事でメッセージ性が上がります。
イメージとしてはダンスビートでバスドラが四分音符でずっと鳴っているものを想像してください。ズンズンズンズンってやつです。あのバスドラの音量が毎回違うとか、間隔が均等でなかったら踊れないはずです。あの四分音符の繰り返しがノリを生んでいます。
もちろん全ての音符を均等にすると言っているのではありません。一つのリズムパターンの中でグルーヴしてその塊を繰り返す事でノリのよい演奏になります。
ぜひ自分が演奏するリズムパターンの繰り返しでノリのループを作ってみてください。
ではでは。