ドラムすこの練習帳

ドラムの練習・指導などで気づいたこと書いてます。

12/8や6/8について

変拍子でよくあるのが3/4や5/4や12/8や6/8です。

今回は分母が8のものについてのお話です。

 

分母が4のものについては4分音符が1拍になるので4分音符をどう感じるかでグルーブが変わるか話をしました。

1拍を3連のノリで感じるか、8分のノリで感じるかなど1拍の分け方によって変わります。

 

分母が8のものですがこれは8分音符が1拍です。なので基調となるのは8分音符。8分音符1拍をどう感じるかです。

 

12/8や6/8の時などにはまとめて8分音符3つでひとかたまりと感じないようにしましょう。

 

まぁ楽譜の記載が適当で3/4と6/8の区別がついてない書き方をされていることもありますが…

 

ではでは。

ゆっくりの曲のテンポの取り方

ゆっくりな曲は簡単…ではありません。むしろドラムにとっては難しくなります。

テクニック面しか見てないと簡単そうに見えるのですがゆっくりなほどテンポキープができていないと目立ちますし、テンポをみんなに伝えきれてないとバンドのリズムが揺れます。

 

そんなときのポイントはJAZZであれば2.4拍のハイハットをスピード感を持って鳴らすこと。ゆっくりだからといって足もゆっくり動かしてハイハットを叩いているとリズムがぶれます。

しっかりとリズムをとってバンドに伝えましょう。

POPSも同じです。ゆっくりだからといって動きをゆっくりにしてはいけません。スピード感を持って適切なタイミングで叩きましょう。

 

スピード感を持って叩くと音色も良くなりますし。

 

ではでは。

リズム感を上げるには

リズム感が悪いと言いますが逆にきっちりしすぎるとノリが悪くなる事があります。
グルーブについてもいろいろ説はあると思います。
個人的に思うのは4分音符の間隔をきちんと叩く事がリズムの正確性、リズム感が良い事だと考えています。グルーブに関係してくるのは残りの8分の裏であったり3連符の裏であったりではないかなと。
少なくとも4分音符をきちんと取る事がリズムがヨレないポイントかなと最近思ってます。

個人的に役に立ったなと思うのは小さい頃に流行ったビートマニアというゲーム。携帯ゲームで一番厳しい判定にして最高ランクが全曲できるまでやってました。今考えるとなかなかのトレーニングではないかなと思います。

ではでは。

早く叩くには

ある程度叩けるようになってきたけど早い曲は手が回らないという場合について。
特に最近のJ-popは早い曲が多いですね。
早く叩くには大きく2種類双方があります。
モーラー奏法とグラッドストーン奏法です。
まぁ調べればいろいろ出てくるとは思いますが。
個人的な感覚としてモーラー奏法は腕のしなりを利用して大きな音で早く叩く方法(音量を均等には叩けない)、グラッドストーン奏法は指先で跳ね返りをうまくつかんで早く均等に叩く奏法というイメージです。
前者はロックとかに向いてますよね。後者はスロー(BPM100ぐらいまでの片手16分とか)にむいてますね。

自分の演奏するジャンルが決まってる人はどちらかを極めてみてはよいのではないでしょうか。両方使えるに越したことはないのでしょうが…

ではでは。

5連符、7連符の叩きかた

当たり前ですが奇数の連符は右手左手交互に叩くと次の音符の頭は逆の手になります。
これを利用して次の音符の頭がどっちの手かを判断して決めるとリズムは狂いにくくなります。
また5文字の単語や7文字の単語を喋りながら叩くと上手く当てはまります。
個人的には5連符は"ドラえもん"、7連符は"ぼくドラえもん"でやっております。

ではでは

リズムはみんなで合わせるもの

リズムはみんなで合わせるもの。
ドラム(打楽器)だけに責任があるわけではない。

 この問題は初期のバンドもしくはあまり音楽をしたことがない人に見られます。
特に初心者のバンドでは各パートが自分の演奏にかかりっきりになり周りが聞けていないため全体としてリズムが合わなくなります。

リズムはみんなで合わせるもの。
人間関係と同じですね。全員で合わせようとすることが大事です。
自分中心な人達ばかりではうまくいきません。


周りを聞いて演奏できるようになるには個人練習で周りを聞けるようになるまで練習をしてから合奏に向かうこと。
楽譜に書いてあることをする(もしくは個人での技術向上)は一人でできます。
せっかく仲間と演奏するのであれば、合奏では周りを聞きながら演奏するほうが上達しますし、何より楽器でのコミュニケーションが楽しいです。
楽しいとどんどん練習するようになります。どんどんうまくなります。
楽しむだけで努力を感じずにうまくなれます。お勧めしますのでやってみてください。


リズムはみんなで合わせるもの。音楽はみんなで気持ち合わせてするものです。

ただし、リズムを一番引っ張れるのがドラム(打楽器)であることは間違いありません。
むしろリズムを引っ張り全体のグルーブ作りをすることが役割です。
ドラム(打楽器)はバンドの雰囲気を大きく変えるポテンシャルを持った楽器だということを知っておいてください。

ではでは。

メトロノームの使い方

リズムの練習をするときにはメトロノームを使います。
というより使いましょう!

メトロノームには大きく分けて2種類あります。
・音の鳴るメトロノーム
・振り子がふれるメトロノーム(ディスプレイ上のものもあり)

おすすめするのは振り子のメトロノーム

なぜならリズムは目で見てあわせるものだから!耳であわせるとずれます。

目で見てあわせる理由は光が音より速いから。

花火の写真を撮ろうとして音を聞いてからシャッターを押す人はいませんよね。
目で見て光った瞬間シャッターを押すはずです。

音楽も同じ。あわせるときは目で見て!

一流ミュージシャンが演奏中目をあわすのはこのような意味もあります。
(コミュニケーションの意味合いのほうが強いと思いますが)


なお、メトロノームは振り子が真ん中に来た時に音がなっています。
メトロノームの近くで練習する場合、叩くポイントがメトロノームと同じだと音が消えるのでタイミングをつかむ参考にしてみてください。

ではでは。